婚活をしていて、結婚相手にあれもこれも求めたくなる気持ちは分かりますが、条件を増やし過ぎて高望みしていたらなかなか上手くいきません。
そもそも条件ってどんなものがあるの?
自分のスペックって客観的に見てどうなの?
自分が女性に求めている条件って高望みし過ぎ?
このように、「条件を絞れ」「高望みするな」と言われても基準がないと分からないですよね?
私も家業持ち(実家がお寺)というマイナス条件を抱えており、女性への希望条件をどこまで絞るべきか悩んでいました。
その中で、IBJ(日本最大の結婚相談所連盟)が毎年発表している『成婚白書』というデータが参考になることに気付きました!成婚白書では約9万人の会員データをもとに、どんな会員が成婚しやすい/しにくいのかまとめてくれています。
私テラオも希望条件を見直すことで、3年超の婚活に終止符を打ち結婚することができました。
今回は2023年成婚白書のデータをもとに、婚活で考えるべき7つの条件と、どんな条件だと有利/不利になるのかを解説します。ぜひ最後までご覧ください!
【この記事を読むメリット】
・IBJ(会員数約9万人)のデータをもとに、どんな条件が婚活で有利/不利になるのか分かる。
・自分のスペックが客観的に見てどうか、女性に求めている条件が高望みでないか、判断できるようになる。
【この記事の結論】
・条件について正しく理解することでミスマッチを減らすことができ、もし自分が不利な条件を抱えていても対策できる。
・各条件ごとの男女別データは以下の通り。
男性 | 女性 | |
年齢 | 30~34歳が成婚しやすく、40歳を超えると成婚しにくい | 25~29歳が成婚しやすく、35歳を超えると成婚しにくい |
学歴 | 院卒が成婚しやすく、大卒が平均 | 学歴による差はほぼなし |
年収 | 500万円を下回ると成婚しにくい | – |
職業 | IT関連が最も成婚しやすい、自営業やサービス業は成婚しにくい | 看護、医療、サービス業が成婚しやすい |
飲酒 | 飲酒する方が成婚しやすい | 飲酒する方が成婚しやすい |
喫煙 | 喫煙すると成婚しにくい | 喫煙すると成婚しにくい |
婚姻歴 | 初婚より再婚のほうが成婚しやすい | 初婚より再婚のほうが成婚しやすい |
結婚相談所での婚活に興味を持たれた方、相談所での活動の流れをこちらの記事で解説しているのでぜひご覧ください!
はじめに:婚活で有利/不利な条件を把握しておくメリット
各条件について解説する前に、婚活の条件について正しく理解しておくメリットをご紹介。
一言でいうとミスマッチを減らすことができ、もし自分が不利な条件を抱えていても対策できるようになります。
女性から見てどんな男性が人気なのか分かる
どんな条件の男性が人気なのか分かれば、自分のアピールポイントや弱点が分かります。弱点のうち改善できる部分は自分磨きでカバーし、変えられない部分は受け入れて婚活に臨みましょう。
自分磨きについて詳しく学びたい方はこちらの記事をご覧ください。
自分の希望条件が適正か高望みか判断できる
自分とお相手女性の婚活市場価値を正しく測れるようになります。そうすれば自分が高望みしているのか分かり、ミスマッチを減らすことができます。
自分の市場価値を低く見積もり過ぎているケースもあり、非常にもったいないです。
自分の抱える条件が不利だと分かっていれば対策できる
自分が不利な条件を抱えている自覚がなければ、理由も分からないままお断りされ、モチベーションも続きません。
不利な条件を自覚して受け入れ、どんなお相手になら許容してもらえそうか、どう説明すればお相手に理解してもらえるか考えることができます。
不利な条件を抱えた女性を狙えばライバルが少ない
ずるい考えかもしれませんが、不利な条件を抱えた女性は男性人気も高くないです。しかし自分がその条件を特に気にしないのであれば、ライバルが少ない環境で戦うことができます。
年齢
男性
男性は30~34歳が最も成婚しやすく、35歳以降はどんどん成婚しにくくなります。40歳を超えると平均を割ってしまうため、30代のうちに活動した方が良さそうです。
とはいえ若ければ若いほど良いわけではなく、20~24歳は平均を下回っています。若い世代はまだ年収が低いためかと思います。
女性
女性は25~29歳が成婚しやすさのピークで35歳を超えると平均を割ってしまいます。男性と違って20代が圧倒的に成婚しやすいのは、女性は年収よりも若さやルックスを重視されるからだと思います。
20代女性を狙うとライバルが多いので、希望年齢を少し上に広げてみても良いかもしれません。
学歴
男性
男性は院卒が最も成婚しやすく、大卒がちょうど平均となっています。院卒が成婚しやすいのは年収が高い傾向だからかと思います。
短大卒、専門学校卒、高卒、義務教育は平均を割っています。
女性
女性は学歴による差が出にくいです。女性は学歴よりも若さやルックスを重視される傾向が強いのでしょう。
年収
年収のデータは男性しかありません。500万円台が成婚しやすさ100(平均)で、それを下回ると成婚しにくくなっていきます。
年収が上がれば成婚しやすくなっていきますが、1,500万円台~で頭打ちになっています。年収だけあれば良いと思わずに他も磨いていきましょう!
職業
男性
母数が多く成婚しやすい職業、成婚しにくい職業を抜粋しました。
男性はIT関連、技術・研究職、営業・企画系職、地方公務員が成婚しやすいです。中でもIT関連は特に顕著で、若くても年収上がりやすいからだと考えます。
自営業が成婚しにくいのは、安定性を重視する女性が多いからではないでしょうか。販売・飲食・サービスも成婚しにくく、不定休だったり勤務時間が安定しないためかと思います。
【男性の職業と成婚しやすさ、成婚者における割合】
IT関連職 | 技術・研究職 | 営業・企画系職 | 地方公務員 | 自営業 | 販売・飲食・サービス | |
成婚しやすさ (100が平均) | 151 | 115 | 125 | 112 | 66 | 65 |
成婚者における割合 | 13% | 15% | 7% | 7% | 3% | 2% |
女性
女性についても、母数が多く成婚しやすい職業、成婚しにくい職業を抜粋しました。
女性は看護師、医療系職、販売・飲食サービスが成婚しやすいです。地域関係なく働くことのできる職種が強い印象ですね。
家事手伝いはやはり成婚しにくいようです。昔は家事手伝いから専業主婦になるケースも多かったですが、今は夫婦共働きがスタンダードになってきています。
【女性の職業と成婚しやすさ、成婚者における割合】
看護師 | 医療系職 | 事務・管理系職 | 自営業 | 販売・飲食・サービス | 家事手伝い | |
成婚しやすさ (100が平均) | 127 | 122 | 103 | 97 | 115 | 45 |
成婚者における割合 | 7% | 8% | 21% | 2% | 5% | 1% |
飲酒(飲む/飲まない/付き合い程度)
男女ともに飲酒するほうが成婚しやすいです。お酒が入ることで会話が盛り上がりやすかったり、パートナーとお酒を楽しみたい人が多いのかもしれないです。
婚活のプロフィールは「飲む/飲まない/付き合い程度」の三択が多いですが、お酒が嫌いでないなら「飲む」にすることをおすすめします。「付き合い程度」より「飲む」の方がアピールできます。
喫煙(吸う/吸わない/あまり吸わない)
男女ともに喫煙しないほうが成婚しやすいです。喫煙者と非喫煙者の差は大きく、もし吸っているのなら禁煙をおすすめします。
婚姻歴(初婚/再婚/再々婚以上)
意外かもしれませんが、男女ともに初婚より再婚のほうが成婚しやすいです。バツ1はマイナスではなく、むしろ一度結婚相手として選ばれていることや、経験値があることのプラスが大きいのだと思います。
再々婚以上だと成婚しやすさは大きく下がります。さすがに2回以上離婚を経験していると尻込みしてしまうのかもしれません。
まとめ
今回はIBJのデータをもとに、どんな条件が有利/不利になるか解説しました。各条件についてまとめると以下の通りです。
男性 | 女性 | |
年齢 | 30~34歳が成婚しやすく、40歳を超えると成婚しにくい | 25~29歳が成婚しやすく、35歳を超えると成婚しにくい |
学歴 | 院卒が成婚しやすく、大卒が平均 | 学歴による差はほぼなし |
年収 | 500万円を下回ると成婚しにくい | – |
職業 | IT関連が最も成婚しやすい、自営業やサービス業は成婚しにくい | 看護、医療、サービス業が成婚しやすい |
飲酒 | 飲酒する方が成婚しやすい | 飲酒する方が成婚しやすい |
喫煙 | 喫煙すると成婚しにくい | 喫煙すると成婚しにくい |
婚姻歴 | 初婚より再婚のほうが成婚しやすい | 初婚より再婚のほうが成婚しやすい |
このデータを参考にお相手女性への希望条件を見つめなおし、ミスマッチを減らしていきましょう!
結婚相談所での婚活に興味を持たれた方、相談所での活動の流れをこちらの記事で解説しているのでぜひご覧ください!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
IBJの成婚白書のデータはとても有用なのでぜひご活用ください!
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