お見合いをクリアしたら次は仮交際のステップに進みます。とはいえ仮交際はまだ知人~友人程度の関係。真剣交際(=結婚を前提とした恋人関係)まで進むのは簡単ではありません。

どんな流れで真剣交際まで進むのかイメージがつかない……

デートプランが分からないから教えてほしい

せっかく仮交際に進めたのに失敗したくない!
結婚相談所での交際はルールも決まっており、一般的な交際とは異なる部分も多いので悩みも多いかと思います。「頑張っているのになぜかうまくいかない」とお悩みの男性も多いのではないでしょうか?過去の私もまさにそうでした。
私テラオは結婚相談所3社を経験、20名以上の女性との仮交際を経て成婚しました。真剣交際は4回経験しており、結婚相談所での活動経験は人一倍積んだ自信があります。
そんな私が仮交際~真剣交際までの流れ、各ステップでの注意点やコツを解説します。結婚相談所で活動中の方はぜひ参考にしてみてください!
「お見合いがなかなか突破できない」とお悩みの方はまずこちらの記事をご覧ください。
仮交際1回目:ランチorお茶でお互いのことを知ろう

仮交際1回目のデートはゆっくり話せるランチやカフェがおすすめ。はじめは夜デートより昼デートのほうが無難です。
- 昼間だと安心して会ってもらいやすい。
- 夜デートより経済的。
婚活アプリ『ブライダルネット』のデータによると、85%の人が「初回デートは昼が良い」と考えているようです。ただし夜デートは絶対NGというわけではなく、場合によってはOKです。
- 相手から誘われた。
- 夜しか予定が合わない。
- お互いにお酒好きで居酒屋デートしたい。
ちなみに仮交際1回目デートの時間は2時間くらいで十分です。むしろ長時間だらだら引っ張るのは逆効果で、少し話し足りないくらいのほうが次回につながりやすいです。
仮交際1回目デートはこちらの記事でもっと詳しく解説しています。
仮交際2回目:デート時間は前回より長め、雑談だけで終わらないように

2回目デートは前回より長め、具体的には3~4時間のデートプランがおすすめ。長めに過ごすことで居心地よく過ごせる相手かどうか見極められます。
もし予定が合わないなら短時間のデートでもOK。まずは会う頻度を増やすことを優先してください。
- 買い物(ショッピングモールなど)
- 美術館や博物館
- 体験型デート(○○作り、アウトドア体験など)

- 1回目とは違うデートプランにする。
- 3回目デートのヒントを探す。
- 雑談だけでなく結婚に関する話もする。
- 敬語をなくしてみるのもおすすめ。
- 自分の気持ちにも正直に。
マンネリ化を防ぐため、1回目はランチ、2回目は美術館のように違うプランにしましょう。デート中に相手と話した内容をヒントに、次のデートの行き先を考えてみると良いです。
2回目デートでは理想の家庭像、結婚後の働きかた、価値観など、結婚に関する話もしてみましょう。雑談だけで終わってしまうとなかなか距離は縮まりません。そろそろ敬語をなくしてタメ口に変えてみるのも良いです。
そして、相手から好かれることばかり考えるのでなく、自分の気持ちもしっかり見極めてください。合わないのに無理に交際を続けても辛いだけです。
仮交際2回目についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
仮交際3回目:ここで告白するべき?デートプランは?

3回目だしそろそろ真剣交際に進むべき?

「3回目デートで告白しろ」って恋愛ノウハウをよく見るけど本当?
結論としては「3回目デートだから」という理由で告白するのはNG。デート回数ではなく、親密度や踏み込んだ話までできているかで判断してください。仲人経由で相手の温度感を確認したうえで告白するのがベストです。

そして3回目は半日以上の長時間デートがおすすめ。お互いの意外な一面が見れたり、結婚後に一緒に暮らすイメージが持ちやすくなります。
- 日帰り旅行、観光
- ドライブデート
- アウトレット
- 料理体験、手作り体験
- デイキャンプ

- 女性は男性よりも気持ちが盛り上がりにくい。
- 好意は相手に隠さないほうが良い。
- 未来についての話(結婚後の生活など)をしてみるべき。
- 仲人へのデート報告は迅速&詳細に。
- もし交際終了になっても落ち込み過ぎないように。
女性は男性よりも人を好きになるのに時間がかかるもの。焦って自滅しないよう注意しましょう。告白は慎重に進めるべきですが、好意自体は隠す必要ありません。むしろ好意をアピールしたほうが相手からも好意を持ってもらいやすいです。
会話の内容については、将来の働きかた、住みたい場所、結婚後の休日の過ごしかたなどの未来の話をしてみるのがおすすめ。結婚後の生活がイメージしやすくなり距離が縮まります。
3回目となると真剣交際も目前なので、仲人とうまく連携して進めたいですよね。そのためにはデート後の報告はなるべく早く詳細に報告しましょう。
仮交際3回目デートについてはこちらの記事でより詳しく解説しています。
仮交際から真剣交際へ:告白のしかたは?注意点は?

デート中に衝動的に告白したり、いちかばちかで告白するのはリスク大。事前に仲人経由で相手の温度感を確認してもらうことで、成功確定の状況で告白できます。
しかし、成功すると分かっていても告白のシチュエーションは重要。騒がしい場所、雰囲気の悪い場所ではうまくいくものもうまくいきません。交際相手の理想のシチュエーションがあるかもしれないので、仲人経由で確認してみるのもありです。
- 個室レストラン
- 静かな夜景スポット
- 車の中
そして一番大切なのは、相手への好意をしっかり言葉にして伝えること。「そろそろ真剣交際に進みませんか?」というような事務的な告白だと、相手の気持ちも冷めてしまうかもしれません。
「○○さんのこういうところが好きだから真剣交際に進みたい」としっかり伝えましょう。緊張して頭が真っ白になりそうなら手紙を用意しても良いです。
告白のコツや体験談はこちらの記事で紹介しています。
仮交際デートでは男性が奢るべき?

婚活界隈でたびたび話題に挙がるのが、男女の奢り奢られ論争。どちらが正解なのか迷いますよね。
結論としては、男性が奢る義務はないけれど奢ったほうがメリットが大きいです。目先のお金をケチって割り勘ばかりしていたら、婚活が長引いて結果的に損かもしれません。3年半婚活した私は早く成婚したいなら奢るべきだと実感しています。
- スマート、頼もしい印象を与えられる。
- デートを楽しんでいる、相手女性を尊重していることの意思表示になる。
- 「奢られて当たり前」という態度の女性を見抜ける。
それでも男性ばかり奢るのに納得がいかないなら、奢る=婚活成功のための投資と考えてみるのはいかがでしょうか?

男女の奢り奢られ論争についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。
仮交際中の食事デートの店はどう選べば良い?

仮交際中は食事デートの機会が多く、店の選択肢も多くて迷いますよね。少しでも相手に好印象を与えるため、センスの良い店を選びたいところ。
そんな食事デートのお店選びにおすすめなのが、レストラン予約サイト『一休.com』です。
- 厳選された店だけ掲載されており、選択肢が多過ぎない。
- 予約可能な店ばかりで、空き状況も見やすい。
- 半個室やゆったりしたスペースの店が多い。
- チェーン店、大衆店はほとんどない。
店は自分の好みだけで選ぶと勝手な印象を与えてしまいます。事前に相手の希望や都合を確認しておきましょう。
- アレルギーや好き嫌い
- アクセスしやすいエリア
- どんなものが食べたいか
- 最初から1つに絞らず、候補を2~3つ提案する。
- 駅からアクセスしやすい店を選ぶ。
- 予算は昼なら2千円/人、夜なら4千円/人くらいで十分。
仮交際で手を繋いでも良いの?

手を繋ぐのはスキンシップの第一歩。仮交際中に相手と手を繋いでも良いか悩んでいる男性も多いのではないでしょうか?
手を繋ぐことはルールでも禁止されておらず、お互い同意のうえならまったく問題ありません。むしろ仮交際中に繋いでおくのがおすすめ。肌で触れ合っても嫌じゃないか(=生理的に無理じゃないか)は真剣交際前に確認しておいたほうが良いためです。

だけど自然な流れで手を繋ぐのって難しい……
おすすめは人混みや足場の悪い場所で手を差し出してみること。「はぐれないため」「転ばないため」という大義名分があるので自然に繋ぎやすいです。
素直に「手を繋いでも良いですか?」と聞いてみるのも良いです。ある程度の信頼関係ができていれば断られることは少ないはず。
手を繋ぐためのコツや体験談を知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
仮交際を終了される予兆は?対策は?

仮交際相手からの交際終了はやはりショック。突然のことだと簡単には切り替えられないですよね。だけど気が付かなかっただけで終了の予兆があったかもしれません。
- デート日程がなかなか決まらない。
- デートをキャンセルされてリスケ提案もない。
- 返信のペースが落ちた。
- こちらへの質問がない。
- こちらが話した内容をあまり覚えていない。
共通しているのは、こちらの優先度が低かったり興味がないような言動が増えること。こんな状態で無理に仮交際を続けるよりは、交際終了を覚悟しておいたほうがよいです。
- 最初に抱いていた印象とのギャップがあった。
- デート中の会話が盛り上がらない。
- 予定が合わずなかなかデートできない。
- 温度感や交際のペースが合わない。
- 相手女性側が自分を出せないor男性側が自分を出してくれない。
- 他に良い相手が見つかった。
- 休会or退会しようと思っている。
交際終了はお互いの相性による部分も大きいので、「自分に落ち度があったのでは?」と過度に気にし過ぎないようにしましょう!
- 交際相手とマメに連絡を取り合う。
- 適度に自己開示をする。
- 気になることがあれば早めに仲人に相談する。
- 仲人にデート報告をしておく。
相手とマメに連絡を取ることで、相手の態度に変化があればすぐ気付けます。それに最低限の連絡しかしていないと「やる気がなさそう」という印象を与えてしまいます。
相手と上辺だけの会話や雑談だけしていても関係は深まらず、優先順位が下がっていってしまう可能性大。適度に自己開示したり、結婚観などの踏み込んだ話もしておく必要があります。
仲人のサポートを受けられるのが相談所の大きなメリットなので、手遅れになる前に相談するようにしましょう。
仮交際終了の予兆や対策についてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
まとめ

今回は仮交際から真剣交際までの流れ、注意点やコツについて解説しました。
- 仮交際1回目は2時間程度のランチやカフェデートがおすすめ。
- 仮交際2回目デートは3~4時間程度が目安。買い物、美術館、体験型プランなどがおすすめ。
- 仮交際3回目は半日以上の長めのデートがおすすめ。
3回目デートだから告白するのではなく、親密度や深い話までできているかで判断しましょう。事前に仲人経由で交際相手の温度感を確認し、告白タイミングを決めるべきです。
結婚相談所での交際は大変そうに見えるかもしれませんが、相性の良い相手と出会えると驚くほどスムーズに進みます。この記事が参考になれば幸いです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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